ーその1ー

 近年,日本では大腸癌による死亡割合が増加しています.大腸の検査には注腸エックス線検査と大腸内視鏡検査の2つの方法があります.機械の発達により大腸内視鏡検査も以前に比べ苦痛もなく受けられるようになりました.大腸癌の中にはいわゆるポリープから発生するものが少なからず認められていることから,ポリープ切除が積極的に行われています. 大腸ポリペクトミーとは,内視鏡を用いれ,スネアーと呼ばれるループ状の金属製ワイヤーでポリープを挟み込み,高周波電流を流して切除する方法です.大腸ポリープ(小さな癌を含め)切除は,基本的には一日の入院で行えるます.そのためにも,積極的にしかも早い時期に診断,切除することが望ましいです.

大腸ポリペクトミー

心臓緊急患者を対象とした入院施設であるCCUを中心に,,色々な心臓病の患者さんを治療しています.CCUには急性心筋梗塞の患者さんが年間約30名緊急入院しているほか重症心不全・重症不整脈などの患者さんの治療をおこなっています.また,人工ペースメーカーの手術は年間約30例行っています. これらの診断・治療を的確に行うため,24時心電図を記録するホルター心電計,段階的に運動量を増やしながら心電図を観察するトレッドミル負荷心電計,心臓の構造・動き・血流などを観察できる超音波診断装置などの最新機器を装備しています.さらに詳しい検査が必要な患者さんには心臓カテーテルを行っています.

循環器内科

外科スタッフは,三枝部長以下医師4名のスタッフです. 食道・胃・大腸・肛門・肝臓・胆嚢・膵臓など消化器の良性および悪性疾患に加え,肺・甲状腺・ 乳腺・血管疾患なども治療対象としています.
 手術日は,月、火,水,金曜日となっており,全身麻酔および腰椎麻酔下の手術は年間約250例です.食道早期癌に対する内視鏡的粘膜切除術や,腹腔鏡下胆のう摘出術や胸腔鏡下の肺部分切除など,最新の鏡視下手術も行っています.また,放射線科の協力により,悪性疾患に対するリザーバー留置や放射線治療と組み合わせた化学療法も行っています.

外科

病院の特色
トップページへ
戻る
次へ